神拝詞の意味

掛巻も畏き大国主大神又相殿にます皇神等の大前に恐み恐みも白さく。
大神等の高き尊き御恵みの蔭に隠ろひ。
平げく安らげく有経る事を嬉しみ忝なみ。
日に異に拝み奉る事の状を美らに広らに聞食相諾ひ給ひて。
今も往先も弥益に御霊幸はひ給ひて天下国といふ国。
人といふ人の悉。有りと有る物皆安く隠に立栄しめ給ひ。

(名前)が家にも身にも内より起る災害無く。外より入来る禍事無く。

親族家族等賦づけ給へる魂は穢さじ。
依ざし給へる職業は怠らじと身を修め心を励まし。
人と有る可き理の任に。恪しみ勤めしめ給ひ。
為と為す事等をば。幸く真幸く令在給ひて。病しき事なく煩はしき事なく。
子孫の弥継々に。家門高く広く弥栄に立栄しめ給へと。
乞祈奉らくを大御心も和柔に聞食せと。
(御饗の物供奉りて)恐み恐みも白す。

【簡単な意味】
家内安全。

実は神拝詞のあとに「一二三四五六七八九十 布(ふ)瑠部(るべ)由良(ゆら)由良(ゆら)止布(とふ)瑠部(るべ)」とある。いわゆる「ひふみの祓」がくっつく場合もあるらしい。*1
「ひふみの祓」だけでもけっこう色々使えるらしい。ふーん。